それゆけ

思い出や失敗談などを綴った企画です。

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(※ 2015.7.31  LINEBLOG投稿) 

~第4回~

小学校3年生位だったでしょうか。
友達の住む団地に遊びに行った時の事です。

あるお宅のベランダに赤唐辛子(鷹の爪)が房になって干してありました。

私はそれまで唐辛子を見た事がなく、赤くツヤツヤしたそれに興味がわきました。


ーーすると、友達が一言。 
唐辛子
 
 こんな固そうで、ピカピカしたものが食べ物? 

「ほんとだよ。かじってみなよ」

イタズラ好きな女の子でした。


…悪魔の囁きにそそのかされ、私は禁断のひとかじりをしてしまったのです! 
唐辛子2
 
※ ひと様の家の物を勝手にすみません(>_<;) 

ご想像の通り。。
唐辛子3
 
あまりの辛さと痛みに、声もなく泣き出す私。

焦った友達は無責任にも「帰る?」と聞いてきます。
 
私は頷き…その団地から自宅までは20分はあったと思いますが
独り泣きじゃくりながら帰路につきました。


両親とも共働きで家にはいません。

私は自分のベッドに潜り込むと、頭からお布団をかぶりました。
何枚もかぶりました。
舌の痛みで体がブルブル震えるからです。

痛みが引いていくのを待ちますが、方法も分からず
布団の中で長い時間、むせび泣き続けました。


気付くとそのまま眠っていたようで、外はすっかり暗くなっていました。



そんな過去のトラウマのせいか、私は辛い物が好きですが
あまり得意ではありません。

食べたくとも、舌がヒリヒリと痛みを感じ受け付けないのです。

でも辛いの好き。困ったものです。


後日、その友達とどうなったか?

仲たがいはしませんでしたが、その子は愉快だったろうなぁ…と。
(謝られた記憶がない!!)

天罰が落ちますように!


そんな唐辛子にまつわる思い出でした。 
 
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