昨日の続きです。

彼との同棲を父に激怒され、実家との連絡を絶っていた私です。

それから1年後ーー
(↑…怒りがなかなか収まらないタイプです(笑)


平日の朝5時、彼と住むマンションのインターホンが鳴りました。

うちのマンションはオートロックでした。
客人はエントランス前のインターホンで、各部屋を呼び出すシステムだったと思います。


見ると、母の姿が!!

父②01

とんでもない時間の、思いがけない来客に…固まるしかありません。

インターホンに出ると

母は困った声で話し始めました。

父②02

5:00ーー

まだ睡眠も足りていません。

私もMも、これから仕事なのに…?

父②03

父は母より4つ年下でしたが…いわゆる亭主関白で
母の懇願ぶりから、父に無理矢理言わされてるのが分かりました。

私の無言の1年間の間に、母がかけてきた電話はいつも
父に命令された「お父さんにあやまりなさい」という内容だったと思います。


聞けば、妹の引越のため…車で福島から横浜に行った 、その帰り足にーー
わざわざ、埼玉のうちに立ち寄ったそうです。


この賃貸マンションは、父と一緒に探した部屋でした。


私は上京してしばらくは、目黒の伯母の家に居候をしていましたが
GWころ(?)父が東京に来て、部屋探しをしてくれたのです。

父②05

東京じゃないし、駅の近くでもないけれど、一人暮らしを始める娘のため
父が一所懸命に不動産屋さんを回って、ここを選んだのです。 


カーナビがない時代でしたが、それで父は場所を把握していました。

父②04

寝ぼけていましたが、Mは不機嫌な顔もせず

ささっと用意をして、一緒に階下に下りてくれました。


エントランスの前に横付けした車の横には

苦虫を噛み潰したような表情で立つ父がーー

(つづく…→「彼と父③」) す、すんません…!