日日是10年。おもひで手帖

夫との日々を「イラスト」で、旅先の美味しい出会いや手料理を「写真」で綴る、暮らしの記録帖。14年住んだ仙台から札幌を拠点に。(2016.2開設)

2026年09月

お月見商戦真っ只中!塩﨑太智さんがCM出演しているマクドナルド「チーチー倍月見バーガー」をテイクアウトしました。M!LKのミニアルバム発売日、推し活とマックご飯のひとときをお届けします。 お月見商戦の中で、私が1番気になっていたマックの月見バーガー、ついに頂くこ ...
続きを読む
FullSizeRender

お月見商戦真っ只中!塩﨑太智さんがCM出演しているマクドナルド「チーチー倍月見バーガー」をテイクアウトしました。M!LKのミニアルバム発売日、推し活とマックご飯のひとときをお届けします。

 
お月見商戦の中で、私が1番気になっていたマックの月見バーガー、ついに頂くことが出来ました。

塩﨑太智さんCMで話題

    
M!LKの塩﨑太智さんがCM出演しているマクドナルドの夕方限定(17時〜)
「チーチー倍月見バーガー」🍔です。

August

TikTokで塩﨑さんが100%と、200%バージョンのお月見ダンスを披露しています(笑)

お肉(パティ)もチーズもなんですって…。


毎年「食べたい」と思うのに、気付くともう終わっている…月見バーガーシーズン。

秋の風物詩ですね🌙

今回は、絶対に食べたいと思っていました!

塩﨑さんがあむっと、ニコニコ食べる表顔が…とにかく可愛くて美味しそうで✨🍔( ◜﹃◝ )

「チーチー倍月見」をテイクアウト

  
テイクアウトし、足早に帰りました。

IMG_0914

わぁ…久しぶりのマックです🍔 🍟

IMG_0918

FullSizeRender

FullSizeRender

チーズがあふれてる〜!

FullSizeRender

良いですね。バンズもふっくら、つぶれていません。

FullSizeRender
FullSizeRender

たまごの下には、肉厚なパティがしっかり2枚!

とろ〜り溶けた濃厚チーズとお肉、まろやかなソースの相性もぴったりです。

(食べたあとの断面をお見せしたかったのですが、お見苦しいので差し控えました…)

一口目から大満足の食べごたえ!

このボリューム感と濃厚さは、ぜひお店で実際に味わってみてください♪


マックポテトも何年ぶりだろうか…?

FullSizeRender

クッキー&チョコミントフラッペ

IMG_0915

甘〜〜い!

チョコミン党なので、ずっと気になっていました。

IMG_0917

トッピングのクリームもこれでもか!とたっぷりです。

シーズン中にもう一度、チーチー倍月見バーガーとミントフラッペを頂きたいと思いました。

ごちそうさまでした✨

▽  出前館で、マックグリドル(2026.2)


M!LKの初・ミニアルバム

      
さて、本日はM!LKのミニアルバム「LOVE ENG!NE」本日発売です。 

届いた〜(∩´∀`∩)ෆ˚*

IMG_1020

「時空(とき)超えてユニバース」

MV最高でした…もう、空飛んでるよ!

世間的にはお衣装が「彦星様(乙姫様?)」と呼ばれていますが
おばさんの私は、MVの神殿のキラキラな世界観が…
『聖闘士星矢』の黄金聖闘士(ゴールドセイント)味を感じてしまいました。

(頭の中で自動再生される叫び「セイントセイヤ〜!」) 


CDブックレットの中もかわいい〜ෆ˚*⎛˶'ᵕ'˶ ⎞

----------------------------------------
▽ クリックして頂けますと嬉しいです♪
 にほんブログ村 イラストブログ イラストエッセイへインスタ03

函館観光「旧函館区公会堂」の次は「旧イギリス領事館」へ。親しみやすい人柄から「豆コンシロ」と愛されたユースデン領事の等身大フィギュアがお出迎え!函館の人々と夫妻の温かい交流のお話です。旧函館区公会堂で「2館共通入館券 500円」を購入したので、2館目は近くのこ ...
続きを読む
IMG_7807

函館観光「旧函館区公会堂」の次は「旧イギリス領事館」へ。親しみやすい人柄から「豆コンシロ」と愛されたユースデン領事の等身大フィギュアがお出迎え!函館の人々と夫妻の温かい交流のお話です。


旧函館区公会堂で「2館共通入館券 500円」を購入したので、2館目は近くのこちらへ!

旧イギリス領事館

  
英国の雰囲気が漂う薔薇の庭園や、本格的な紅茶を楽しめるティールームが人気だそうです。

IMG_9479

コロニアルスタイル(※ 英米の開拓期に広まった洋風建築)の可愛らしいサイズのお館です。

白い壁に落ち着いたブルーの窓枠に、屋根をよく見ると…赤茶色の「和瓦」が!

イラスト 20260913

洋風の佇まいに和の情緒、函館らしい和洋折衷の雰囲気です。

イラスト 20260913 2

6月〜7月はヴィクトリアン調の庭園に、様々な種類のバラが咲き誇るそうですが…
お庭が拝見出来ることに気付きませんでした。

順路通りに回りましたが、どのタイミングでお庭に出れたのか分からず…?(* ᐕ)?

木製の黒い階段 、踊り場のヘリンボーンの床がアンティークで素敵ෆ˚*

IMG_9484

イギリスというと、アフタヌーンティーですね☕️🌹

IMG_9486

ティールームでアフタヌーンティーをいただきたいところですが…次の予定があり断念。

愛され領事「豆コンシロ」

  
旧領事執務室で目に入るのが、この
望遠鏡で港をながめる、とっても小さな背中…

IMG_9491

リチャード・ユースデン領事の等身大(?)フィギュアです。

小柄で気さくな人柄から「豆コンシロ(豆領事)」と呼ばれ、街の人々から親しまれたそうです。


ヴィクトリア女王の絵画🖼

IMG_9490

イギリス領事館の門章

  
イギリス王室の紋章「ロイヤル・コート・オブ・アームズ」

日本でいう「菊花紋章(※皇室の十六八重表菊)」にあたる、公式の紋章ですね。

IMG_9493

カッコイイ〜。中央の盾を囲むように、動物たちが配置されています。

両サイドの盾を支える動物(サポーター)
左側:王冠を被ったライオン🦁(イングランドの象徴)
右側:鎖で繋がれたユニコーン🦄໒꒱· ゚(スコットランドの象徴)

⚜️上の小さな兜飾り(クレスト):王冠を被ったライオン(ゴールデン・ライオン)

一番下のリボンに刻まれた文字は、フランス語で
DIEU ET MON DROIT(神と我が権利)” 
※ 12世紀のリチャード1世(獅子心王)が戦場で叫んだ名言だとか。|・ω・`)フムフム

貸会議室

IMG_9494

函館開港ミュージアム

   
⚓️ 日本で初の国際貿易港として函館が開港(1859年)するまでの歴史や文化が
タペストリーなどで展示されています。

ペリー来航時の装いや、当時の人々が見よう見まねで洋服を着こなす姿が
イラストで楽しく紹介されていました。

IMG_9496

ユースデン領事夫人が函館の女性たちに、西洋式の洗濯や洋裁を教えるなど
地域と温かく交流していた様子も、ミニチュアで再現されていて、ほっこり♪

アメリカの提督マシュー・ペリーのボード。
ペリーは函館の港を美しく、ジブラルタルに似ていると高く評価したそうです。

IMG_9502

ユースデン夫妻は幕末から明治に掛けて、13年間函館に滞在し、
夫妻の帰国が決まると、市民たちは大規模な「お別れ会(送別会)」を開きました。

一般市民が大勢集まって、涙ながらに外国人の要人を送り出すことはかなり異例だったそうです。

ユースデン夫妻が、函館の街にいかに愛されていたかが分かるエピソードですね。


写真スポット👑

IMG_9508

街づくりへの貢献

 
さて、ユースデン領事の功績に「函館公園」の建設があります。

領事は「病人に病院が必要なのと同様に、健康な人にも養生所が必要」『公園』の必要性を説きました。

その
呼びかけに応え「函館四天王」と呼ばれる明治初期のリーダー
(渡辺熊四郎・平田文右衛門・今井市右衛門・平塚時蔵)が資金をバックアップ。
市民の手で作る公園を明治12年に完成させました。

その後、明治15年にはこの4人は全員揃って「藍綬褒章」を受章したそうです🎗


館内案内の裏面に、ユニオンジャックとローズのお洒落スタンプをポンッ!

FullSizeRender

前回書いた豪商・相馬哲平の「旧相馬家住宅」「旧イギリス領事館」は目と鼻の先ですが…

ユースデン領事がイギリスに帰国したのは明治13年、相馬がこの場所に住宅を建てたのは明治25年。
なので、残念ながら(?)『ご近所付き合い』はなかったわけですね。

ただ、ユースデン領事がいた明治初期、相馬はすでに函館のセレブ。
交流があったかは分かりませんが、どこかですれ違ったり顔見知りだった可能性はあります。

偏屈(?)と思われていた相馬と、市民に慕われた「豆領事」ことユースデン領事が
もし街で顔を合わせたら…どんな会話をしていたんだろう?と、妄想しちゃいました(笑)

----------------------------------------
▽ クリックして頂けますと嬉しいです♪
 にほんブログ村 イラストブログ イラストエッセイへインスタ03

大規模改修を経てリニューアルした「旧函館区公会堂」へ!豪華絢爛な館内と歴史、建設を支えた北海道一の大富豪・相馬哲平の人物像に迫ります。函館・元町の散策記です。▽ 改修工事中だった「旧函館区公会堂」(2019.GW)旧函館区公会堂  🎫 2館共通入館券 500円約2年半に ...
続きを読む
イラスト 20260912

大規模改修を経てリニューアルした「旧函館区公会堂」へ!豪華絢爛な館内と歴史、建設を支えた北海道一の大富豪・相馬哲平の人物像に迫ります。函館・元町の散策記です。


▽ 改修工事中だった「旧函館区公会堂」(2019.GW)

旧函館区公会堂

  
🎫 2館共通入館券 500円

約2年半におよぶ大規模な保存修理工事を経て(工事期間: 2018年-2021年)
2021年4月にリニューアルオープンしました。

やっと見れました〜〜(人´∀`)

IMG_9438

この黄色とブルーの鮮やかな旧函館区公会堂!

イラスト 20260912

まるでヨーロッパの宮殿や貴族の館のような豪華絢爛さです。

階段にはレッドカーペットを留める金具が付いています。

IMG_7787

バルコニーに面した大広間(130坪)は超広々!

明治・大正時代、社交界の面々が煌びやかに舞踏会を開いていた様子が目に浮かぶようです。

イラスト 20260912

バルコニーから一望できる函館港。曇り☁️

IMG_9450

当時のハイカラな人々は…踊り明かしては、このバルコニーに出て夜景を見下ろしたのでしょうかね✨

IMG_9451

アンティークなカーテンと木枠の窓
 
IMG_9466

窓枠が黄色

IMG_9470

焼失から生まれた迎賓館

  
折角なので、旧函館区公会堂の歴史を少し見てみましょう。

1907年(明治40年)の函館大火で、住民たちの「町会所」が焼失してしまいました。

新たな集会場を建てる際、建設協議会はただの市民館ではなく
「外国の要人や国賓をお迎えする最高級ホテル」も兼ねた複合施設を計画したそうです。

当初は資金が集まらず難航…。

そこへ現れたのが、函館の豪商・相馬哲平(そうまてっぺい)でした。

商業会議所事務室

IMG_9445

御座所

紫色のモダンなソファ。

IMG_9462

豪華なマントルピース

IMG_9463

飾り棚(マントルシェルフ)の上に「大きな鏡」が置いてありますね。

こちらも鏡がずらっ。

IMG_9461

電気が貴重だった時代。棚の上に、蝋燭やオイルランプをたくさん置くと、その光が後ろの鏡に反射して
部屋全体を照らす設計になっていたようです。オシャ。

旧函館区公会堂

危機を救った豪商の寄付

 
話は戻って…

相馬哲平は現在の十数億円規模にあたる
「5万円(総工費の約8割)」という巨額をポンと寄付したのです。

この大奮発により超豪華仕様が実現!

(※ 総工費は5.8万円。ちなみに小樽「旧青山別邸」の建築費が31万円。
当時の「伊勢丹新宿本店」の建設費が50万円と言われた時代なので、青山別邸の破格さが際立ちます…)

皇太子時代の大正天皇が北海道を訪問された際には、実際にこの公会堂がご宿泊所として選ばれました。

そんな最高格式の「迎賓館」としての歴史もある公会堂です。

「大食堂」とシャンデリア

イラスト 20260912
イラスト 20260912

米屋から北海道一の富豪へ

 
この、相馬哲平とは何者でしょうか?

先日、厚田のニシン漁の大網元・佐藤松太郎のお話を書きましたが、
相馬は、松太郎をはるかに上回る大資産家でした。上には上がいるものですね…(⊙ω⊙)

新潟から単身箱館へ渡った相馬は箱館戦争時はお米屋さんでした。
その時に全財産で米を買い占め、それが大金となり、その後海運業へ。

総合商社のような仕組みを作り、更に資産を増やし、最後は銀行の頭取になりました。

北海道の経済や土地を牛耳る最大の大地主になった、叩き上げの人物です。

当時の北海道の長者番付(資産家番付・漁業家番付)の記録があります。

♛ 佐藤松太郎( 1863年 〜 1918年没):
「漁業家番付」横綱 /「資産家番付」関脇

♛ 相馬哲平( 1833年 〜 1921年没):
「資産家番付」東の正横綱

ふたりが全盛期を誇ったのは、明治から大正という同時期。
北海道が一獲千金のチャンスに溢れていた華やかなゴールドラッシュの時代です。

国指定重要文化財「旧相馬家住宅」

 
旧函館区公会堂から、基坂を少し下った、元町公園のすぐ隣に「旧相馬家住宅」があります。

公会堂を見上げる位置に私邸を構えたんですね〜。

相馬邸

公会堂の洋風の見た目とは対照的な、ドシッと和風なお屋敷です。

黒い板塀と松の木が印象的な重厚な日本家屋ですが、中には「洋間(応接室)」もあるそう。
(時間がなく寄れませんでした…!)

奥の淡いグリーンの洋風の建物は相馬の私設図書館(相馬記念館)の跡地。

和と洋がミックスした函館らしい景色でした。

IMG_9509

そんなウルトラ大富豪・相馬哲平ですが、普段はツギハギだらけの服にボロボロの帽子で
生活は質素だったとか…。

いつも不機嫌そうで無愛想、挨拶もしないため、
周囲からは「冷酷な守銭奴」などと陰口を叩かれたそうです。

けれど、函館のためとなら、十数億円規模をあっさりと寄付してしまう。
「自分のために使う金は1銭でも無駄だが、社会のためなら惜しまない」
…そんな哲学と美学を持った人物だったのですね。

少し下の私邸から、どんな気持ちで自身が建てた公会堂を見上げていたのか。
きっと満たされた気持ちだったんじゃないかなぁ、と想像しました。

----------------------------------------
▽ クリックして頂けますと嬉しいです♪
 にほんブログ村 イラストブログ イラストエッセイへインスタ03
 

札幌から車を走らせ石狩へ!高台の「道の駅あいろーど厚田」と「恋人の聖地」からの景色、地域を支えた歴史、そして神秘的な巨木「千本ナラ」まで🌳 厚田・浜益エリアの散策記です。札幌から留萌へ続く国道231号(オロロンライン)沿いの道の駅 「あいろーど厚田」へ!道の駅 ...
続きを読む
IMG_7784

札幌から車を走らせ石狩へ!高台の「道の駅あいろーど厚田」と「恋人の聖地」からの景色、地域を支えた歴史、そして神秘的な巨木「千本ナラ」まで🌳 厚田・浜益エリアの散策記です。


札幌から留萌へ続く国道231号(オロロンライン)沿いの道の駅 「あいろーど厚田」へ!

IMG_9616

道の駅 あいろーど厚田


  
石狩市厚田にある“夕日の絶景”で知られる道の駅です。

札幌中心部から車で約1時間〜1時間15分程度、ドライブにちょうどな距離感。


右奥に、テラス付きの建物が見えますね。

IMG_9637

オープンは 2018年、新しくモダンなデザインです。

駐車場も広々!

IMG_9630

広い公園の敷地一帯の名称は「あいろーどパーク」

大型トランポリンの上で、子供たちが楽しそうに跳ねて遊んでいました。

もともと、ここは「厚田公園」という公園で
「石狩市厚田資料室」(地域の歴史を紹介する施設)が建っていたそうです。


優雅に青空を飛ぶ鳥。

IMG_9661

石狩市厚田区エリア初の道の駅として「あいろーど厚田」が誕生しました。

IMG_9669

恋人の聖地(厚田展望台)

  
なになに?標識に「恋人の聖地」の文字。

IMG_9639

母の口癖「せっかくだから!」

母の言い方、そのままを真似してMが言い、登ってみることに♩

急勾配な、長い階段がぐるぐると続き…途中、喘息の発作を起こしかけながらも、なんとか到着(笑)

IMG_9642

2006年、北海道で初めて「恋人の聖地」に認定された展望台だそうです。

道の駅建設前から「厚田公園」敷地内にありました。

左側にあるのは、たくさんの誓いの鍵(南京錠)🔒が取り付けられたフェンス。

せっかくだから(笑)鐘を鳴らしてみる。:🔔:

IMG_9644

外国みたいです。

IMG_9656

ステンドグラス

FullSizeRender

方位レリーフ

IMG_9650
IMG_9647

手稲山や積丹半島まで見える日もあるそうです。

日本海に沈む夕日は、さぞ美しいことでしょう。

IMG_9651

道の駅の館内は大賑わいで、すっかり写真を撮り損ねてしまいました…。

展望台に登り、少し熱中症気味になり朦朧としていたのもあります。

道の駅の2階に併設された「歴史・自然資料室」でしばし休憩。


「厚田資料室」跡地に、そのまま引き継がれたわけですね。

厚田にゆかりのある作家や画家の作品の展示や
第43代横綱・吉葉山 潤之輔(よしばやま じゅんのすけ)のパネル、ニシン漁のジオラマ、

網元で、実業家としても活躍した厚田出身の佐藤松太郎(まつたろう)のコーナーなどがありました。

伝説の大網元・佐藤松太郎

  
明治・大正期にニシン漁で、日本トップクラスの巨万の富を築いた伝説的な大網元、大実業家です。

展示された写真を見ると、恰幅がよく、ニシン漁黄金期を支配した大網元の風格が伝わってきます。

身長は小さかったそうで、ふっくらした体型と、面倒見が良く気前の良い性格から、
地元では「ヤママルの布袋(ほてい)さん」と慕われました。


驚くべきことに、松太郎はほとんど文字が読めなかったのだとか!

それでも、海の天気や漁具を人一倍熱心に研究し、超人的な直感と抜群の記憶力で
鮭の漁場を大当てさせたのを皮切りに、大網元へと一気にのぼり詰めました。

前回の小樽旅で紹介した、祝津の「青山家」や、藪半(お蕎麦屋さん)で登場した「白鳥家」も
屈指の大網元、大富豪でしたが、松太郎の資産規模はまさに「桁違い」

当時の「漁業家長者番付」において、松太郎は不動の「横綱(最高位)」に君臨しました。

かつて小樽運河沿いに並ぶ倉庫群の半分以上が、松太郎の所有だったという逸話が残るほどです。


ニシンの不漁をいち早く予見した松太郎は、漁師たちを解雇するのではなく
「みんなの仕事を守らなければ」と、自ら船団を率いて遠洋へ、新たな漁場開拓へと挑みました。

さらに、厚田に電気を引く費用を負担したり、学校建設に巨額の寄付を行うなど、地域の発展にも大きく貢献。

仲間の生活と街の未来を背負い続けた「男気あふれる親方」だったんですね〜(( ˘ω ˘ *))

中華まんじゅう?

   
さて、道の駅のお楽しみといったら、地場産品のお買い物です。

地場産品販売店は1階にあり、厚田産干ししいたけやニンニク、
「中華まんじゅう」という名の、大きなどら焼きなどを買いました。

IMG_9908

どら焼きは粒あん、中華まんじゅうはこしあんだそうです。

FullSizeRender

ニシンを使ったバッテラが大人気のようです。

日差しも強く、ジェラード屋さんは行列でした。

IMG_9668

展望バルコニーからの眺め

  
パノラマで日本海が見渡せます。

IMG_9665

道の駅の目の前の↑囲いが気になり、道路を渡ってみました。


「厚田海浜プール」という海水浴場(人工ビーチ)だそうです。

浅瀬に防波ブロックが囲ってあって、安全にお子さんが海遊び出来るスポットになっています。

IMG_9713

さらに、20kmほど厚田から浜益の方へ海沿いをドライブ、足をのばしました。

IMG_9689

Mいわく「パワースポット」があるとか。

IMG_9693

ウシアブ(蜂に似た黄色い弾丸のような形の虫)が、車の周りに集まってきて
外に出ることは叶いませんでした( ´ㅁ` ;)こわっ!

車の中から、どれどれ…??

IMG_9702

あった!あった!見えました。

IMG_9696

千本ナラ

  
樹齢800年を超えると言われるミズナラの巨木です。

平成2年に新・日本名木100選にも選ばれました。

幹から太い枝が何本も、空へ向かって力強く伸びている姿から「千本ナラ」と呼ばれています。

IMG_9694

枝を何本もの支柱でしっかりと大切に支えています。

Mは「触れたかったのに〜」と悔しそう。

近くまで行けなかったのは残念ですが、外に出なかった事は大正解でした💮

観光される際はお気をつけください。

----------------------------------------
▽ クリックして頂けますと嬉しいです♪
 にほんブログ村 イラストブログ イラストエッセイへインスタ03

【ブログの広告表示について】 いつも当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。 読者さまから「ブログ内の広告」についてご意見をいただくことがございます。広告は全て、ライブドアブログ運営によって自動的に入る仕様です。広告画面がぬるっと動いて、スクロー ...
続きを読む
IMG_0735

【ブログの広告表示について】 

いつも当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。 

読者さまから「ブログ内の広告」についてご意見をいただくことがございます。

広告は全て、ライブドアブログ運営によって自動的に入る仕様です。

広告画面がぬるっと動いて、スクロールしようにも何度も誤クリックしてしまったり…
大変読みにくい状態なのは重々承知しており、私自身も困惑しています。


ですが、システム上、私個人の管理画面からは広告の削除はもちろん
表示位置や配置数、広告サイズも一切変更することができないのが現状です。

ご不便を感じている読者さまには、大変心苦しいですが
個人ではどうしても調整できないことをご理解いただければと思います。

私としても、書いた記事が広告に邪魔をされ読んでもらえないのは悲しい限りです。


皆さまに快適にコンテンツを楽しんでいただけるよう、運営側へは定期的に仕様改善の要望やフィードバックを送り続けております。 

今後とも、当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。


写真は本文内容とは関係ないポテトフライ🥔

FullSizeRender

自家製米粉で揚げました。

FullSizeRender

▽ サーチコンソールかエラーで真っ赤! (2026.6)


以前にも↑こちらの記事で書きましたが
「ブログの質が良くない」というエラーはどんどん増える一方です。

いくら概要や見出しを付けて、読みやすくしようと努力しても
トップの広告が本文を読みずらくしては意味がありません。

Googleの?評価にも関わることなので、悩ましいです。 ߹-߹


焼き枝豆🫛

FullSizeRender

----------------------------------------
▽ クリックして頂けますと嬉しいです♪
 にほんブログ村 イラストブログ イラストエッセイへインスタ03

コメダ珈琲店、秋の「お月見祭」開催中🎑 新作「お月見ジェリコ 焼き芋」の実食と感想、合わせてわが家のおうちコーヒーのエピソードをご紹介します。コメダ珈琲店の夏の名物「かき氷」がずっと気になっていました。7月1日から発売していた、ボリュームたっぷりで“逆詐欺” ...
続きを読む
FullSizeRender

コメダ珈琲店、秋の「お月見祭」開催中🎑 新作「お月見ジェリコ 焼き芋」の実食と感想、合わせてわが家のおうちコーヒーのエピソードをご紹介します。

FullSizeRender

コメダ珈琲店の夏の名物「かき氷」がずっと気になっていました。

7月1日から発売していた、ボリュームたっぷりで“逆詐欺”と話題だったかき氷です。

夏が終わる前に…!とお店に行くと、限定のかき氷はすでに完売…ショック( ¡º□º)

イラスト 20260906

久しぶりのコメダ珈琲店

  
仙台に住んでいた時はよくモーニングで利用させて頂いていました🍞☕️

相変わらず賑わっていて、お客さんの年齢層は様々、この日はとても女性が多い印象。

もう季節は秋… 9月2日から数量・季節限定の
「お月見祭」がスタートしていました。

IMG_0678

お月見シノワロール、お月見ジェリコ、お月見バーカー…おいしそうなラインナップです。

IMG_0676

新作ジェリコを注文

   
お月見ジェリコ 焼き芋 760円

FullSizeRender

普通のアイスコーヒーより、黄色味が強いです。
「さつまいも」ではなく「焼き芋」というネーミングが良いですね🍠🍂

豆乳入りの焼き芋風味ドリンクに、コーヒージェリーがたっぷり入っています。

トッピングはホイップクリームと濃厚な焼き芋ソース。

FullSizeRender

おいも〜🍠

一口目はがつんと甘いですが、後半のほろ苦コーヒージェリーと混ざることで良い塩梅に♪

秋を感じ、満足感ある一杯でした。

▽ 元祖ジェリコ(2017.9)


「ジェリコ 」はアイスコーヒー&コーヒーゼリー&ホイップクリームのレギュラーメニューです。

おうちコーヒーフロート

  
この夏はわが家でも、コーヒーフロートが度々登場しました。

Mが淹れてくれる「わくわくコーヒー」

トクベツ

「特別♡」と枕詞を付けて、毎回自らハードルをあげるMでした(笑)

▽ ハードルは上げまくるスタイル(2016.8)


----------------------------------------
▽ クリックして頂けますと嬉しいです♪
 にほんブログ村 イラストブログ イラストエッセイへインスタ03

お疲れ気味のM(夫)が、気分転換にと企画してくれた北海道ドライブ。「お楽しみ♪」と、はりきって連れ出してくれた先で待っていたのは…?季節は4月末、春の記録です。北海道に引っ越して2年経つのに、あまり休みに出かけていないことに気付いたM。身を粉にして、長年勤め ...
続きを読む
August

お疲れ気味のM(夫)が、気分転換にと企画してくれた北海道ドライブ。「お楽しみ♪」と、はりきって連れ出してくれた先で待っていたのは…?季節は4月末、春の記録です。


北海道に引っ越して2年経つのに、あまり休みに出かけていないことに気付いたM。

身を粉にして、長年勤めてきた会社ですが…今は少しやるせない心境のようです。

そんな時、Mはリフレッシュのため遠出を計画します。


仕事ではあちこち車で行っていますが、プライベートとは見え方が全く違うそう。

心のチューニングドライブです。

ドライブサプライズ作戦

4月末、某所。
August_出力_016
Mが見つけた「満開の桜」の写真は、よくよく見ると、昨年のコラムでした。

咲き誇る桜のトンネルを颯爽とドライブ、わーっ!と、私を驚かせる予定だった、とのこと。
August_出力_017
私としては…桜が満開だろうが蕾だろうが、遠くまで連れて来てくれたことで十分満足です。

ちなみに、札幌近郊の桜の開花時期は、例年4月下旬〜5月上旬🌸 東京とは全然違いますね〜。


さて、北海道はだいぶ涼しくなってきました。

「夏の札幌」シリーズが書き終わらないうちに、夏が終わってしまう〜と、焦っています。

札幌と言いつつ、近場の「小樽」や「石狩」も含まれたシリーズ。

観光記事はまとめるのに時間がかかり、のろのろ更新になってます(′・ω・)φ 

素敵な景色を今後もシェア出来ればと思いますので、少しでも雰囲気を味わっていただけたら幸いです。

----------------------------------------
▽ 拍手、クリックして頂けますと嬉しいです♪
 にほんブログ村 イラストブログ イラストエッセイへインスタ03

小樽の歴史を感じる木造の建物で、絶品お蕎麦と酒の肴が楽しめるという、老舗の名店へ。歴史的建造物の再生の物語と、粋な空間で頂くお蕎麦。そして、小樽と言ったら、やはりニシン───小樽全体が明治・大正時代の歴史を色濃く残す街ですが、こちらのお蕎麦屋さんもまさに ...
続きを読む
IMG_7761

小樽の歴史を感じる木造の建物で、絶品お蕎麦と酒の肴が楽しめるという、老舗の名店へ。歴史的建造物の再生の物語と、粋な空間で頂くお蕎麦。そして、小樽と言ったら、やはりニシン───


小樽全体が明治・大正時代の歴史を色濃く残す街ですが、こちらのお蕎麦屋さんもまさにそんな歴史を今に伝える空間となっています。

小樽蕎麦屋 藪半(やぶはん)さん


すごいクチコミ数!

歴史ある石蔵や回船問屋の邸宅を移築・融合させ、お蕎麦屋さんとして蘇らせたそうです。

IMG_9871

籔半の店舗向かいの専用駐車場に車をとめます。

奥の建物は「旧衣斐(いび)質店」

IMG_9887

ツタに覆われた風情ある石蔵(裏蔵)。この後ろに木造の主屋(店舗兼住宅)があります。

こちらは小樽育ちの文学者・伊藤整(せい)ゆかりの地。

衣斐質店に下宿していた親友・川崎昇との会話から、
イベント「小樽雪あかりの路」の由来となった初の詩集名が生まれたそうです。

奇跡の和風空間

純和風な風情あふれる入口です。

IMG_9869
IMG_9870

お店の奥にどっしりした蔵が見えます。

イラスト 20260829 2

囲炉裏に板の間の客席、お客さんで満席で写真は撮れませんでした(´`;)


実はこちらは、3つの歴史的建物が融合した建築なのだとか!

① ニシン漁・祝津「御三家(三大網元)」の一角
「白鳥家」の重厚な石蔵

② 豪商「金澤友次郎邸(伍楽園)」の木材
座敷1904年(明治37年)に建てられた、北前船の豪商・金澤友次郎の邸宅の内部部材を移築。

「囲炉裏席」がある板の間には、厚さ10センチの縁側の杉板。

③ 古い「割烹料亭(日乃出)」の佇まい
もともと先代が保存・再生して使っていた古い料理店の風情ある意匠(デザイン)。


蔵の中も客席です。

IMG_9875

💡 なぜこんな造りになったの?

奇跡の再建ストーリー

「小樽蕎麦屋 籔半」は1954年(昭和29年)、小樽駅前で開店。

元々は、ニシン漁・網元「白鳥家」の建物を活用し営業していましたが、火事で焼失してしまいました。

幸いなことに「石蔵」だけは奇跡的に残ります。

ちょうどその頃、街の再開発で解体の危機にあった「伍楽園(旧金澤友次郎邸)」。

その価値を惜しんだ二代目店主が部材を引き取り、残された石蔵へ巧みに組み込み
1986年(昭和61年)、現在の姿へと生まれ変わらせました。

※ 「伍楽園」という名は、金澤邸(北前船の豪商の別邸)がのちに囲碁や麻雀などを楽しむ社交場として使われていたから。

なるほど…大富豪邸のハイブリッドなんですね〜。


今も、あちらこちらに小樽の歴史的建造物が変わらぬ姿を留めているのは
こうした建築美を「なんとか後世に残したい!」と敬意を持ち、手間と費用をかけて
維持し続けている人々がいるからこそだな、と感じます。

お品書きと名物「にしん蕎麦」

 
冊子風のお品書きの表紙には、夏目漱石の『吾輩は猫である』から
蕎麦の食べ方を描いた一節の引用が。

IMG_9876

「蕎麦前(お酒と肴)」メニューが充実しています。

鰊の本場である小樽産ニシン。
愛おしいくらい柔らかなホロリと崩れるほどの鰊棒に煮でございます…


お品書きの文面も愛嬌があります(笑)

IMG_9881

にしん棒煮 850円

IMG_9880

柔らかく煮込まれた「にしんの棒煮」が丸ごと1匹。

お蕎麦は2種類から選べます。

* 地物粉麺(じものこめん): 北海道産の蕎麦粉を100%使用
* 並粉麺(なみこめん)

天とじ 地物粉(道内産)1450円

IMG_9882

面白い畳み方の箸置き

IMG_9883

箸置きの紙をひらくと、お店からのメッセージが。

お店が面する通りは、榎本武揚や石川啄木などの偉人たちが闊歩した「静屋(しずや)通り」
回船問屋の邸宅を部分保存した木造建築の落ち着きの中で「お蕎麦」を召し上がってください。


美味しそ〜(*´﹃`*)

IMG_9884
IMG_9885

途中で味変。
鰊棒煮を乗せて、一味を振りかけて「にしん蕎麦」に♪

小樽の貿易、ニシン漁の栄華、そして職人たちの美意識。
街が紡いできた歴史を感じながらいただくニシンのお蕎麦は格別です。

ごちそうさまでした。


▽ 榎本武揚とルタオと蟹工船(2024.10)


----------------------------------------
▽ 拍手、クリックして頂けますと嬉しいです♪
 にほんブログ村 イラストブログ イラストエッセイへインスタ03

久しぶりに夫婦で訪れた、近所の居酒屋。何気ない会話、日常のふとした瞬間を切り取りました。天然な夫との緩いひとときです。待って!そ…それは…!分からないでもない…居酒屋さんって、暗いし…私たちは老眼だし。私も持った瞬間、カラフルで軽くて、ストローっぽいマド ...
続きを読む
August

久しぶりに夫婦で訪れた、近所の居酒屋。何気ない会話、日常のふとした瞬間を切り取りました。天然な夫との緩いひとときです。

待って!そ…それは…!

August

分からないでもない…

居酒屋さんって、暗いし…私たちは老眼だし。

私も持った瞬間、カラフルで軽くて、ストローっぽいマドラーだな、と感じたので。


伝えようとしましたが、時すでに遅し…

Mはマドラーを口にしてしまうのでした(笑)


話変わって、最近ひげそりを新調したM 🪒(๑˙灬˙๑)
安く、性能がいまいちだったようで。

どうせなら、こっちを買ってあげたかったな〜。


----------------------------------------
▽ クリックして頂けますと嬉しいです♪
 にほんブログ村 イラストブログ イラストエッセイへインスタ03
 

小樽の歴史的名所・小樽貴賓館(旧青山別邸)へ。季節限定のあじさいフロートを頂きつつ、立派な庭園を一望。職人の技が息づく館内の魅力と青山家の歴史を紐解きます。小樽貴賓館と青山家の歴史小樽貴賓館(おたるきひんかん)を訪れました。『ゴールデンカムイ』の舞台のモ ...
続きを読む
IMG_7758

小樽の歴史的名所・小樽貴賓館(旧青山別邸)へ。季節限定のあじさいフロートを頂きつつ、立派な庭園を一望。職人の技が息づく館内の魅力と青山家の歴史を紐解きます。

小樽貴賓館と青山家の歴史


小樽貴賓館(おたるきひんかん)を訪れました。

『ゴールデンカムイ』の舞台のモデルにもなっています。

IMG_9868

広い敷地のお屋敷です。

IMG_9867

小樽貴賓館(旧青山別邸)は、明治から大正期にかけてニシン漁で巨万の富を築き
ニシン大名と呼ばれた青山家の別荘です。

当時の最高級資材、一流の職人技術で建てられたこの木造建築は、
国の登録有形文化財にも指定されています。

IMG_9811

青山家はもともと山形県遊佐町の出身でした。

初代・青山 留吉(とめきち)が北海道(小樽・祝津)へ渡り、ニシン漁の礎を築き
2代目・政吉が事業を広げ、青山家の全盛期を作り上げました。

そうして、故郷の遊佐町に建てたのが、現在国の重要文化財になっている「旧青山本邸」です。

IMG_9816

別邸は 3代目・政恵(政吉の娘)が17歳の時に「本間邸のような豪邸を小樽に建てたい!」と提案し
大正時代に、6年半の歳月と巨額の費用をかけて建てられた別荘です。

当時、日本一の大地主として全国にその名を轟かせていたのが、酒田(山形)の「本間家」でした。

本間邸の圧倒的な建築美と風雅さに強い感銘を受けた政恵は
父・政吉の資金力をバックに「旧青山別邸」を作り上げました。

IMG_9820

現在の価格に換算すると、総工費は30億円とも言われています。ふぉぉ…

IMG_9821

「開運の釜」


「福と繁栄をもたらした開運の釜」として、庭の一角に祀られています。

当時、大量に獲れたニシンを茹で上げるために使われていたのがこの鰊釜(にしんがま)

IMG_9824

ちなみに、ニシン漁が圧倒的に盛んだった理由は「肥料(高級な肥料)」としての爆発的な需要でした。

大量のニシンは、油を搾ったあと乾燥させ「締めかす(鰊粕)」にされました。

「捨てるところがない」と言われるほど、ニシンは油もカスもすべてが金のなる木だったのです。


大きな釜で釣りをする恵比寿様

IMG_9825

右も左も正面も、古く立派な建築に圧倒されます。

IMG_9829

鬼瓦と懸魚

旧青山別邸の飾り瓦(鬼瓦)は七福神がモチーフになっています。

頭に頭巾、右手に打ち出の小槌、米俵に乗った大黒様

IMG_9862

こちらは、鯛を持った恵比寿様

IMG_9864

「福をもたらす二大福神」としてセットで祀られることが多い大黒様と恵比寿様

客用玄関(大玄関):「大黒様」
家族用玄関(脇玄関):「恵比寿様」

訪れる客には豊かな財と福を(大黒)、家には大漁と繁栄を(恵比寿)という
粋なこだわりと縁起かつぎの意図が込められています。


屋根の三角の部分には仙人?が描かれています。

「懸魚(げぎょ)」と呼ばれるパーツです。

「魚を懸ける(吊るす)」と書き、木造建築を火から守るため「水に縁のある魚」を模した飾りを屋根に掲げたのが始まりだそう。


鬼瓦ギャラリー

IMG_9823

鬼瓦(おにがわら)

中国から伝わった当時は蓮の花などの模様でしたが、日本で災いを払う力強い「鬼」の形に変化しました。必ずしも鬼の顔をしているわけではありません。

場所:屋根の一番高い場所や棟の端っこの瓦。
目的:「魔除け」「雨漏り防止」

懸魚(げぎょ)

場所:屋根の三角になっている部分(破風板の下)に吊り下げられている木製の飾り。
目的:「火除け(祈願)」

鬼瓦は「屋根の上の魔除け」
懸魚は「屋根の下(破風)の火除けの魚」と覚えておくと分かりやすいですね♪

喫茶でひと休み

「小樽貴賓館」の施設内は、お食事処やお土産店があるエリア(本館)と
有料で見学できる「旧青山別邸」エリアに分かれています。

IMG_9834

コミック「花より男子」の舞台にもなっているそうです。

IMG_9837

落ち着いた、シックな雰囲気の喫茶室です。

IMG_9839
IMG_9840

コーヒーフロート 850円

IMG_9842

青のあじさいクリームソーダ 800円

IMG_9845

シュワシュワ。゚○°。○( ・ω・ )◯。°○゚。‬

窓から広々としてお庭が見渡せます。

IMG_9836

大広間の大天井、大迫力の百花繚乱の天井絵!

IMG_9849

職人の技と贅が詰まったお屋敷というのが、この大天井からヒシヒシと伝わってきます。


いよいよ入館…(まだ入ってなかった)

小樽貴賓館 入場料: 1300円

IMG_9851

館内は撮影禁止🚫ですが、庭園は撮影OK。

 龍神のアカマツ

格式高い枯山水庭園に、樹齢100年を超える赤松。

天から地に舞い降りる「降り龍(地上の守り神)」のような枝ぶりです。

The パワースポット♡

IMG_9852

2階から。

分かりますかね?松の下の幹がグッと右にうねっています。

IMG_9858

窓からは日本海が見えます。

こうして、政恵さんも眺めていたのでしょうね。

IMG_9859

旧青山別邸のみどころ

酒田の本間邸に魅せられた17歳の政恵の情熱によって建てられた小樽の別邸。

政恵は全国から一流の職人や画家を呼び寄せて、
木材の選定からデザインに至るまで、自ら陣頭指揮を執りました。

跡取り愛娘の熱意を全面的に買い、建築の全権と資金を委ねた溺愛パパ、当主・政吉(当時46歳)

政恵のセンスと美意識、職人のこだわりが、館内の至る所に宿った美術建築となりました。


(写真撮影NGだったため、文章のみですみません)

❉ 職人技が光る「建築細工・調度品」

一本の木から裏表異なるデザインを彫り出した欄間や、入手困難な高級木材を使用した柱や天井。

釘を使わない組子技術や、鏡のように艷めく漆塗りなど、職人の手仕事!

❉ 一流の競演「襖絵・壁画・天井画」

当時の一流絵師や書家が邸宅に滞在し、部屋ごとに異なる趣で描き上げた作品群!!


ニシン漁の歴史や華やかな文化交流、そして美しい庭園に至るまで
青山家の贅とプライドが惜しみなく体現されています。


究極の推し部屋?

政恵さんの芸術への造詣の深さを感じつつ、私は少しうがった見方をしてしまいました。

当時の有名絵師や書家は、現代の大人気アイドルや、超大物アーティストみたいな存在だったろうと。

推しのアーティストたちを自宅に招き、何ヶ月も滞在させ、お金に糸目を付けず
自分の目の前で作品(襖絵や天井画)を描かせたわけですから……

お嬢様の究極の「推し活」であり、豪華絢爛な襖絵や彫刻が並ぶ空間は
少女の夢の詰まった、最強の「推しグッズコレクション部屋」 だったのかも…と。

政吉パパにとっても、青山家の権威を示すという意味で、目的は合致していたのでしょう。


大正12年(1923年)、6年半の歳月をかけ、 政恵23歳のときに建物は完成しました。

…100年以上経った今「素晴らしい文化財」として鑑賞するのも良いですが、ふと現代に置き換えて
「政恵お嬢様の贅沢な推し活だったのでは?」と考えると、また違った面白さが見えました。

ニシン漁の栄華と衰退

▽ 「開拓の村」でもニシン漁が盛んだった様子が伝わりました(2026.6)


各地の網元たちは、それぞれに続々とニシン御殿を建てたそうです。 

ニシン漁の衰退とともに維持が困難になった別邸は、その価値に惚れ込んだ佐藤美智夫氏が買い取り
1989年(平成元年)に「小樽貴賓館」としてオープン。歴史を引き継ぎ、こうして大切に維持・公開しています。

ニシン漁衰退の原因は「乱獲」

資源保護の概念がなかった当時、ニシンは無限の資源のように思われていたそうです。


ニシン漁の繁栄と衰退のストーリーを知ると「昔のお金持ちの豪邸」というだけでなく
時代の栄華の波と、淡い儚さも感じました。

長々お付き合い頂きありがとうございます。

----------------------------------------
▽ クリックして頂けますと嬉しいです♪
 にほんブログ村 イラストブログ イラストエッセイへインスタ03