
休みだったり、売り切れだったり。そんなスポットを巡る「忘れ物回収旅」。大行列の人気クレープ屋さんや、函館大火・五島軒の歴史に触れながら、街歩きエピソードをお届けします。
今年の函館には「裏テーマ」がありました。
工事中だったり、お目当てのお店が臨時休業だったり…過去の函館旅は、そんな連続。
旅にはつきものの、ちょっとした心残り。
というわけで、過去に残した「忘れ物」を拾いあつめる「忘れ物回収旅」です。
もし、機会があれば又…と、ひっそり思っていましたが、その機会が巡ってきました。
前回の旅では、前々回に見れなかった「晴れの函館夜景」を見る事が出来ました。
今回、先ずは「工事中で入れなかった、黄色い旧函館区公会堂」を訪れ、1つ目標達成🎉
▽ 旧函館区公会堂と相馬哲平の物語
次は…こちら!
「売り切れだったクレープ」
▽ 街角クレープさん、売り切れ…(2025.9)あれれ?元町エリアへ移転していました。
街角クレープ

おっと!10時半頃到着しましたが、既に行列です。

クレープだから、回転早いだろうと高を括っていましたが、長時間並ぶことになりました。

バターとカソナードだけのシンプルなクレープも魅力的ですが
これだけ並んだなら…折角ですし、期間限定クレープ をꯁꯧ
残念なのが、待っている間、職人さんがクレープを焼く手元や、巻く作業がよく見えないことです。
自分の番が回ってきたら、この小さなお渡し口で注文を伝えます。

しっかり、1時間10分並びました…( ˊᵕˋ ;)

ピスタチオのアイスクリームが乗った期間限定クレープも美味しそうでしたが
暑くて、溶けてしまいそうで、断念。
《期間限定クレープ》
塩キャラメルとチョコレートと三種のナッツ
980円

しっかり、パリッと固めに焼かれた生地に、美しいまだらの焼き色…✨
ナッツがごろごろと具だくさんです。

もちもち美味しかったんですが…
待ち疲れで、実はあんまり味を覚えていない…おかしいな。
この煉瓦前が写真スポット。
皆さん、この場所でクレープを掲げ、順番に写真を撮っていました。

クレープ屋さんを出て、港ヶ丘通りを函館山ロープウェイの方向へ歩き、八幡坂(はちまんざか)へ。
坂の上から海に向かって広く伸びる道は、いつ見ても本当に美しい。

観光客の皆さん、各々のポーズで大写真撮影会となっています。
函館大火の記憶
函館の街は、海からの強風と木造住宅の密集が原因で、何度も大火災に見舞われてきました。
1907年(明治40年)の大火では、当時函館に滞在していた歌人・石川啄木も焼け出され
1934年(昭和9年)の「函館大火」では、全市の約3分の2が焼け野原になるという悲劇が起きています。
そこで、火事が反対側に燃え移らないよう、防火壁の役割を持たせた坂道を太くまっすぐに区画整理。
レンガ造りやコンクリート造りの燃えにくい建物を積極的に建てました。
元町カトリック教会
遠くに、異国情緒を醸すカトリック元町教会の大鐘楼!

大鐘楼のてっぺんに風見鶏が乗っています。
塔の中にある鐘は、大正13年に当時のローマ教皇から、はるばる贈られてきたものだそう。
さて、八幡坂からさらに10分ほど歩き、二十間坂(にじゅっけんざか)を市電通りへと少し下ると
老舗レストランの前を通りかかりました。
※ 二十間坂は1897年(明治12年)の大火後に「防火帯」として造成された坂。路幅が二十間(約36m)あるとか。
五島軒 本店

1879年(明治12年)創業の老舗です。
五島軒が店舗を全焼した回数は、なんと通算4回…!
えーーーっ
明治40年の大火で、現在の場所へ移転しますが、昭和9年の「函館大火」で、またしても全焼…
翌1935年(昭和10年)、不退転の決意で建てられた鉄筋コンクリート造りの洋館です。
北海道初の「国登録有形文化財」にもなっています。
「高級な老舗カレー」が、なんだか「執念と復興の奇跡の味」に思えてきます🍛✨
次に函館に来るときは、ぜひこの伝統のカレーを味わってみたい!
さて、次へ進みましょう。
(つづく)
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