（続きです）

テレアポが苦手で、イヤイヤやっていた私ですが
パーテーションの向こうからは、休みなく電話をかける男性の声が聞こえてきました。

サンケイⅡ01

隣のチームから、ハキハキと通った声が毎日…毎日…

サンケイⅡ02

この会社は特に休憩は決まっていませんでした。

個人個人のスケジュールで、ノルマをこなしていました。

サンケイⅡ03

ずーっと明るく機械的に電話をかけ続ける声。
 
マシーンのようで、気になりました。


それがMでした。

顔や名前より、最初に認識したのは「声」と、仕事への「真面目な姿勢」でした。


さて、この会社は電話やハガキで人を会社（学校）に呼び、マンツーマンで入校案内の説明をします。

待っていても、ドタキャンされたり…半分以上はスッポカされます。

これまた地味にしんどい（笑）人が信じられなくなります。

サンケイⅡ04

アポをとったお客さんを学校まで案内するために駅で待ちます。これも恥ずかしくて嫌いでした。


アポイント時間がたまたま同じだった時に、初めて彼と会話しました。 

サンケイⅡ05

茶髪がサラサラで、とにかく痩せた印象。

聞くと、2つしか違わず（学年は1つ上）驚きました。

私の学生時代の男子クラスメイトと比べると、無駄話もせず、物腰柔らか…
スーツ姿の彼は随分落ち着いて、大人っぽく見えたのです。 

サンケイⅡ06

（２人揃ってアポはすっぽかされ、会社に戻りました。)

チームが違うため（少し仕事内容も違う…）彼と話すのはこの「待ち時間」だけでした。


女性が多い職場でしたが、彼の女性社員への対応は淡白でスカした感じ？（笑）

そのせいか

サンケイⅡ07

先輩にこう言われました。（ポーズが古い？） 

(つづく→「出会い③」)

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