【お菓子日記】上新粉でショートブレッド
「小麦粉」と「米粉」の素材を対比。前回のフランスの伝統的な焼き菓子「サブレ・ナント」に続き、今回は「上新粉(米粉)」を使ったスコットランドの「ショートブレッド」です。(後編)『ショートブレッド』のイメージ先ず、私がイメージするのは「カロリーメイト」と、ウ ...
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「小麦粉」と「米粉」の素材を対比。前回のフランスの伝統的な焼き菓子「サブレ・ナント」に続き、今回は「上新粉(米粉)」を使ったスコットランドの「ショートブレッド」です。(後編)
『ショートブレッド』のイメージ
先ず、私がイメージするのは「カロリーメイト」と、ウォーカー社の「ショートブレッド」❣️カロリーメイト(チーズ味)を食べたのは中学生頃だったかな…?
最初は不思議な味と感じましたが、モソモソした食感がなんとも癖になりました。
その後、あの赤い包みのショートブレッドと出会い、こんなお菓子があるんだ〜と感動!
💡 カロリーメイト誕生秘話
カロリーメイトはショートブレッドをモデルに作られたと言われています。大塚製薬の開発者がイギリスへ出張した際、ショートブレッド見て
「この形をベースに、栄養食をおいしく手軽に食べられるのでは?」と
ブロック状の携帯食、カロリーメイトを思いついたとか。
▼ スコーンミックスでショートブレッド作り(2023.7)
ちなみに、ウォーカー社のショートブレッドの原材料は「小麦粉、バター、砂糖、食塩」のたった4つ!
卵も入っていません。
🥚 なぜ卵を入れないの?
クッキーに卵を入れると、生地が繋がりやすく「サクサク」した軽い食感になります。ウォーカー社が目指しているのは、スコットランド伝統の「口の中でホロホロ崩れる重厚感」
アレルギーなどがある方にも、安心して楽しめるお菓子です。
🍪 ウォーカー ショートブレッド
※ 今回、上新粉(うるち米)を使い、粉チーズも使ったおつまみ系にしたかったため
生地が全くまとまらず…牛乳と油を少し足しました( ˊᵕˋ ;)
【上新粉のチーズショートブレッド】
✤ 上新粉(80g) ✤ 有塩バター(50g)✤ 粉糖(30g) ✤ パルメザン粉チーズ(20g)
✤ 牛乳(大さじ1) ✤ 米油(大さじ1)
✤ 粗挽きブラックペッパー(適宜)

スコーンやショートブレッドは独特の「ホロザク感」を出すために
冷たいバターと粉を合わせて、サラサラの砂状(サブラージュ)にします。
① バターと粉糖をカードで切り混ぜる
② 上新粉と粉チーズを加え、しっかりすり混ぜる
(手袋をして、両手で粉をこするイメージ)
③ ジップロックに入れ、ギュッと生地をまとめ、冷蔵庫で冷やし固める

スコーンとショートブレッドは、どちらも『サブラージュ』という製法。
「スコーン」は牛乳や卵などの水分を加えて、生地をまとめるため
オーブンに入れたとき、水分が熱で「水蒸気」に変わって、生地が内側からぶわっと膨らみます。
↓それが「オオカミの口」
▼ オオカミの口をひらかせろ!(2020.5)
「ショートブレッド」 は基本的には水分は入れず、バターの油分だけで粉をまとめます。
そのため、オーブンの中では膨らむ力が働きません。
思わぬ落とし穴🕳
今回は上新粉(米粉)を使ったせいか、まぁ生地がまとまらない!米粉も粉チーズも水分を吸収しやすい性質があります。
牛乳を加えても固まらず、油を足して何とか成形しました。

※ もし試される方がいましたら…ジップロックに入れる前に、牛乳や油を足すか
米粉の場合、サブラージュではなく「ねりバター」とまぜた方が生地がまとまるかと!
ヒビが入った部分は少し温めて、ラップでまとめて圧着しました。

【ショートブレッドの基本的なサイズ感】
(1本あたり)✿ 厚み: 1.0cm 〜 1.2cm
✿ 幅: 2.0cm 〜 2.5cm
✿ 長さ: 7.0cm 〜 8.0cm
④ 生地全体を厚さ1cm程度の大きな長方形に伸ばし、包丁で切り分ける

⑤ フォークを使いピケ(穴)を開ける
【ピケ(穴)の理由】
ショートブレッドに穴を開けるのは焼き縮みや生地のひび割れを防ぎ、均一に火を通すためです。
この穴があることで、内部の空気が逃げて表面が平らにキレイに焼けます。
スティック1本に対して生地の厚みの半分くらいまでしっかり刺すのが、熱を均一に通すコツ♪

⑥ 粗挽きのブラックペッパーを振りかけ、少し指で押さえる

⑦ 160℃に予熱したオーブンで30分焼成焼き、網の上で冷ます(ちょっと焼きすぎた…)


ガリッ!ザクッ!とした食感に仕上がりました。
チーズ感はほんのり塩味として感じる程度です。

…どれも不格好だけど、並べてみると、ひとつひとつ作った愛おしさがわきます(笑)

これからも、米粉を使った洋菓子を色々と試したくなりました。
🍭参考にさせて頂いたお菓子の本











































































































